fc2ブログ

Üsküdara giderken

ウスクダラ2020_サムネイル

YouTube動画へ

トルコ関連イベントで知り合った、Drummer, PercussionisでVocalistでもあるAsaMiさんから何かコラボを演りましょうという話を頂き、演るならやはりトルコ…という事で、10年くらい前にこの「Üsküdara giderken」をベリーダンスのイベントでサズやネイ、ダルブカ/レク/ダフといったトルコの楽器と弦楽+ピアノ+歌用にアレンジしたものを、最終的に今回打ち込みで弦楽四重奏+ピアノ、それに生演奏で歌+尺八+ダルブカ/レク用にリアレンジ。

自分の中のテーマとしては「for Friendship of Turkey and Japan」というのがあり、今回とりあげたこの曲の中に何か日本のメロディーを入れたいと思い、リハモしたコード進行に色々な曲を口ずさんでみると…童謡の「赤い靴」(野口雨情作詞・本居長世作曲)がピタリとハマり、乾燥に挿入。

制作の過程でAsaMiさんからせっかくの日本のメロディー、日本の楽器の音色があると良いのではとの進言で、中学生の同級生で、現在邦楽のイベントや3DXというバンドでも一緒に活動している原郷界山氏にお声がけ、コラボにご快諾を頂いた。

それぞれの自宅や個人レンタルのスタジオで録音したものと同時収録の映像、2010年にトルコ渡航した折に自分で撮った写真を織り交ぜて作品にしてみました。

最初に触れた中東音楽の微分音がトルコ古典音楽で、以降何かと縁もあり、初めて訪れた2007年のトルコ/イスタンブールで新市街から少し傾斜のある旧市街を眺めたときに見えたいくつかのジャーミーのドームがぽこぽこと見えた時に強烈な既視感を感じ、この地にはきっとまた来る!という、決心のようなインスピレーションのようなものが湧き上がった事もよく記憶に残っている。

サズのFuji氏からのお誘いで和歌山県串本町でのトルコ音楽イベントに参加させて頂いた時に、エルトゥールル号の話や、イランイラク戦争時のトルコ航空の話等も知り、この時にもまた一気にトルコへの親密度も増していった。

「for Friendship of Turkey and Japan」の気持ちを込めて。

You由You在 with 立岩潤三 / Junzo Tateiwa

石井コラボ


YouTube動画へ

シタールの田中悠宇吾氏からの紹介で、無音の舞踊/コンテンポラリーの動画に自由に音をつける…というコラボ話を頂く。

音を付ける人によって全く異なった表情を持つコラボ作品のその違いを体感できるようにするといった旨の企画。

コンテンポラリーとの生演奏でのコラボに関しては、以前活動してたシェルパというグループ【船橋陽(Sax)、堀越功(ピアノ/キーボード)、河崎純(コントラバス】でも、Ayuoさんともシアターχでそういった企画を頂いた事もあった。コンテンポラリーダンサーの太田ゆかりさんとのコラボレーションは後述。

コンテンポラリーダンス自体が「定義づけが出来ない」「意味あいを持たせない」という言い方もよく聞くので、自分が見る時はとことんニュートラルに見るようにしているが、やはりそこは何かの動きにふと自分の中に想起させられるものが生じるのも確かで、それはそれで無理に抑えずそれを楽しむようにしている。

今回、石井氏のコンテンポラリーの映像を見た時にもそういったことももちろんあった。

旋律の動きを感じさせるメロディーや和声進行等はエモーションを生じさせやすいので、どちらかというとそういうモノを抑えたところで、瞑想のような状態の方が自由な「想起」が起こり易い気がして…であれば音列の少ない「ミニマル音楽」が面白いのではないか?…というか、その状況に自ら身を置いてみたいと思い、付ける音を「ミニマル音楽」というベクトルに向けた。

これまでにも、YMOや中期キングクリムゾン、スティーブ・ライヒ等には随分と影響を受けてて、バッキング等にそういった手法を用いた事は多々あったが、こと直球のミニマルミュージックは、基本太鼓のみを使ったものは制作した事があった。先にお名前を出させて頂いた太田ゆかりさんとのコラボレーションではダルブッカを使ったミニマルミュージックを、iOS App用の311写真集におけるスライドショーのBGMではフレームドラムを使ったミニマルミュージックをそれぞれ作ったが、音程楽器を使ったものとして初めての作品となる。

「ひとつのスケールからミニマムなフレーズをいくつか構築する」のと「変化のプロセスを選択する」という事のみが作曲のほとんどにあたる方法論でのアプローチなので、その選択の過程が、ある部分自分でも「読めない」ところがこの方法のひとつの醍醐味とも言えるのかもしれない。

また今回「変化のプロセス」を考えていくにあたって、WindsCafeにおけるジョン・ケージ企画で実践したメソッドがDAW上でさらなる応用が効く事が発見出来たのも、とても大きな収穫だっかもしれない。

ミニマルな割に、相当時間のかかった渾身の作品です。

この自粛期間に導入した新しい機材で、わからない程度にwバイノーラルのサンプリングも使ったりしてるのと、動きに合わせて細かなフィルター処理等も行っているので、リスニングには特性の良いヘッドホン推奨です。

お楽しみ頂ければ幸いです。

My Favorite Things / John McLaughlin

John McLaughlinがMy Favorite Thingsなう?…で見てみたらバークレーの生徒さんと一緒にっていう動画♪
説明欄にはFluteって書いてますが実はバンスリだし、歌もSRGMだし…4Barsソロ回しははどちらかというとSawar Jawab的に縮まっていくし…これはこれでなんかイイな♪

Moline Dey...Tabla 'n' Bass

Bass綺麗にループかけた上で、タブラとのDuoでまあ見事に良いグルーヴを醸し出してる♪
4:40〜のボル/コナッコルもちょっとトリッキーでカッコイイ!
でもterekete tereketeは難しい…w

◉MUMBAI to PHILLY - MOHINI DEY FEAT. JOMY GEORGE
https://youtu.be/3_ekeIPDLCg

こちらはスタジオテイクかな…?
◉BASS x TABLA // MOHINI DEY & JOMY GEROGE
https://youtu.be/7zNKqEArGTE

まさかZakir jiiと共演!?…と思いきや、同じステージには居るけど、
共演ではないか…(^_^;)
◉Mohini Dey on Bass Live with Zakir Hussain & Ranjit Barot
https://youtu.be/ytr6veCV8Hc

Junzo Tateiwa Solo【DVD】Digest Version

…の動画をYouTubeで公開しました。
2分半くらいですが、お楽しみくださいませ(^_^)♪
拡散大歓迎です!!
Junzo Tateiwa Solo【DVD】Digest Version
web用2-s
プロフィール

立岩潤三

Author:立岩潤三
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR