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映画『キングスマン』

シルバーウィークの間も、新オリネント楽派のライブや谷澤智文氏のレコーディング、レッスン、カルチャー等色々ありましたが、夏前頃からの長期間に渡る2つの大きな仕事も一段落したので、観たかった映画をいくつかまとめて観たり、美術館に行ったり…やっとこさ一息つけた休暇だったような。

とりあえず、予告編観た時から気になってしょうがなかったマシューボーン監督の『キングスマン』。

「キックアス」「X-Men First Generation」あたりのB級ギリギリな(?)絶妙なバランス感やユーモア感、動画自体の撮り方やカットつなぎの独自のテンポ感などなど、かなり個人的にハマった感のあるカントクの、『昔の』スパイ映画へのオマージュ的な作品…でもって、あんな予告編見せられたら行かない訳にはいかないw

https://youtu.be/ohOnGe6Cha8

ぶっちゃけ、もっと軽いノリかと思いきや後半からは(アイディアとしては比較的ベタな?)意外や意外、この人がこの段階であんなことになったりとか、このラスト近い凄惨な場面のBGMと特殊効果がこれかっ!?とか、これ北欧の方…(´Д` )とか、言ってしまえばマシューボーンのカラー全開の渦に巻き込まれる爽快感というかなんというか。

007の「Q」による武器紹介のシーンに燃えてた子供の時の心を鷲掴みにするシーン、冒頭のシーンとエンディングのシーンの使い方とか、とにかく端々でニヤニヤも止まらない。

もちろん私自身はカール・クレイグの007シリーズも好きなのだが、なんだか今回のこの映画にはすっかりヤられてしまった。

主役の『エグジー』役の新人も素晴らしかったが、やはり英国王のスピーチ」の感動のラストシーンも記憶に新しいコリン・ファースの紳士かつ「動ける」スパイっぷりがとにかくやたらめったらカッコ良い。

その紳士の裏側の「本人の顔」のチラ見せでいうと、スパイ養成担当の『マーリン』役のマーク・ストロングの目立たないがキラリとひかる演技も見物。ちょっと前に観たベネディクト・カンバーバッチ主演の「イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密」にも出てたな。

あと、衝撃的なまでの殺陣と動きで目をスクリーンに釘付けにされたのが殺し屋『ガゼル』役のソフィア・ブテラ。正直全然知らなかったが、なんとマイケル・ジャクソンとマドンナがぞっこんになった「ダンサー」とのこと。義足=武器になってるその合成技術もまたとんでもないレベルなのかもしれないが、「その義足を使ったこれまた尋常ならざる動き」を体現してるその身体能力たるや…これBD/DVDにメイキングとか付いてたらやっぱ買うか…。

個人的な好み直球ド真ん中っ!!な映画でした。もう一度見に行きたい気もするが…まだまだ観たい映画は他にもいっぱいあるし…いやあ、映画ってホントにいいもんですねw
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